【フォークリフト免許とは?】種類・費用・難易度(合格率)など徹底解説!

フォークリフト免許

フォークリフト免許を取得している人は多いのではないでしょうか。しかしながら、フォークリフト免許は種類があったり、人や地域によって受ける内容や料金が違ったり、少しわかりにくいですよね。

そんなフォークリフト免許を今から取ろうとしている人にとって有益な情報をお届けします!

この記事を最後まで読んでいただければ、フォークリフト免許の「種類」「難しさ」「料金(いくらかかるのか)」「どこで取れるのか」などフォークリフト免許のすべてがわかりますので、ぜひ参考にしてください!

(こんな人にオススメ!)
・フォークリフト免許を取ろうとしている人!
・フォークリフト免許の種類について知りたい人!
・フォークリフト免許は難しいのか知りたい人!
・フォークリフト免許が何日で取れるのか知りたい人!
・フォークリフト免許は国家資格なのかどうか知りたい人!
・フォークリフト免許はいくらで取れるのか料金を知りたい人!

目次

フォークリフト免許とは?

フォークリフト免許とは?

フォークリフト免許とは、フォークリフト運転技能講習またはフォークリフト運転特別教育を修了した人が受け取ることができる免許のことです。

フォークリフト免許の正式名称は?

フォークリフト免許の正式名称は、「フォークリフト運転技能講習」です。 履歴書には「フォークリフト運転技能講習 修了」と記載します。

フォークリフト免許は「国家資格」なので、取ってしまえば一生ものの資格です。他の国家資格と比較して取得の難易度が低く、資格手当が出る職場もあるので非常にオススメです。

フォークリフト作業で、無資格の人が運転を行ってしまうと厳しい罰則があります。公道ではなく、私有地であっても罰則に問われてしまうほど厳しいです。仮に無資格者がフォークリフト運転をしていたとバレてしまった場合、以下の人が罰則になります。

(フォークリフトの無免許運転の罰則対象者)
・実際に無資格で運転してしまった人
・管理会社(監督不行き届きとみなされる)
・管理会社の代表者

フォークリフト免許が必要な業界

フォークリフトはしっかり資格取得をして実務経験があることも求められます。しかしながら、現実はなかなか実務経験がある人がいなかったりするので、会社が資格取得の支援をしたり、研修をしたりしています。

フォークリフトは以下の業界で重宝するので、ご自身が転職したい業界なのかどうか考えてみてください。

(フォークリフト免許が必要な業界・業種)
①工場・製造業
②物流・倉庫業
③産業廃棄物処理業
④土木・建築・解体業

あくまで一例ですが、希望する業界が上記の場合、フォークリフト免許が重宝されるでしょう!

フォークリフトの種類

タイプ・種類

フォークリフトには種類があります。ここで混同しやすいのは「フォークリフト免許の種類」と「フォークリフトの種類」は違うということです。

結論、「フォークリフト免許の種類は2種類」「フォークリフトの種類は5種類」です。

(フォークリフト免許の種類)
①最大荷重が1トン以上のフォークリフト
②最大荷重が1トン未満のフォークリフト

最大荷重が1トン以上のフォークリフトと1トン未満のフォークリフトでは取得の方法が異なりますので、その点についても解説して参ります!

フォークリフト免許の種類① 最大荷重が1トン未満

最大荷重が1トン未満のフォークリフト運転者は「満18歳以上」でなければなりません。さらに、フォークリフト免許に関する「特別教育」を受講する必要があります。

特別教育には「学科教育」と「実技教育」の2つがあります。それぞれについて紹介します。

最大荷重が1トン未満の場合の特別教育【1】学科教育

学科内容必要時間
フォークリフトの走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識2時間以上
フォークリフトの荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識2時間以上
フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識1時間以上
関係法令1時間以上

最大荷重が1トン未満の場合の特別教育特別教育【2】実技教育

実技内容必要時間
フォークリフトの走行の操作4時間以上
フォークリフトの荷役の操作2時間以上

フォークリフト免許の種類② 最大荷重が1トン以上

最大荷重が1トン未満のフォークリフト運転者も「満18歳以上」でなければなりません。さらに、同様に学科教育・実技教育の特別教育を受ける必要があります。

当たり前ですが、最大荷重が1トン未満の場合よりも最大荷重が1トン以上の場合の方が、受講時間が長いので比較をしてみてください!

最大荷重が1トン以上の場合の特別教育【1】学科教育

学科内容必要時間
フォークリフトの走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識4時間以上
フォークリフトの荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識4時間以上
フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識1時間以上
関係法令1時間以上

最大荷重が1トン以上の場合の特別教育【2】実技教育

実技内容必要時間
フォークリフトの走行の操作20時間以上
フォークリフトの荷役の操作4時間以上

フォークリフト自体の種類

次にフォークリフト免許ではなく、フォークリフト自体の種類について紹介します!先ほども紹介したように「フォークリフト免許」と「フォークリフト自体」の種類は混同しやすいので気をつけましょう。

フォークリフトの種類は以下の5種類です。フォークリフト免許取得後にすべてに乗るわけではないですが、知識として名前は覚えておきましょう。

(フォークリフトの種類)
①カウンタバランスフォークリフト
②リーチフォークリフト
③サイドフォークリフト
④オーダーピッキングトラック
⑤ウォーキーフォークリフト

再三の説明にはなりますが、フォークリフト免許は2種類、フォークリフトの種類は5種類あるということをここでは覚えておいてください!

フォークリフト免許の取得日数は何日?

あと何日・日数
フォークリフト免許は何日で取れる?

フォークリフト免許は、最短2日・最大でもたった5日間で取得できます!

フォークリフト免許は「最短2日・最大5日間」で取得できる!

フォークリフト免許の取得日数の差は、現在あなたがどのような免許を保有しているのか・現場経験があるのかどうかによって、取得日数が異なります。

保有免許講習時間
大型特殊免許保持者11時間(平均日数2日)
普通・大型免許保持及び
1t未満フォークリフト3ヶ月以上経験者
11時間(平均日数2日)
免許なし及び
1t未満フォークリフト6ヶ月以上経験者
15時間(平均日数3日)
普通免許保持者31時間(平均日数5日)
すべての免許がなし及び
現場経験もない人
35時間(平均日数5日)

フォークリフト免許の講習は平日でも土日でもOKです。朝から夕方まで行なっています。在職中の方で土日だけで取得する人もいれば、平日に5日まとめて受けてしまう人までどんな人でも対応できますのでご安心ください!

フォークリフト免許は難しい?受験資格・合格率・試験内容は?

確率・合格率・パーセント

フォークリフト免許の取得を検討している人にとって、「難易度はどうなのか」「難しいのか」「合格率はどの程度なのか」について、気になっている人が多いかと思います。

ここでは、フォークリフト免許の受験資格・合格率(難易度)・試験内容について具体的な数値も交えながら詳しく紹介いたします!

フォークリフト免許の受験資格

フォークリフト免許の受験資格はたった一つだけです。

結論、フォークリフト免許の受験資格は「18歳以上であること」、たったそれだけです。

フォークリフト免許の合格率

「フォークリフト免許の合格率は国家資格だし難しそう」と一般的には国家資格ということもあり、そのようなイメージがあるかと思います。

しかしながら、フォークリフトの合格率は驚くほど高いです。フォークリフトの合格率は「98〜99%」と言われています。したがって、100人受験して98〜99人が受かるという驚異的な合格率を誇っております。

一般的な国家資格は難易度が高いので合格率が低い傾向があります。しかしながら、国家資格でありながらトップクラスに合格率が高いフォークリフト免許は非常にオススメです。

フォークリフト免許の試験内容

フォークリフト免許の試験内容は「学科試験」と「実技試験」の大きく2つがあります。それぞれについて、テストの配分なども含めて解説していきます。

フォークリフト免許の試験① 学科試験

フォークリフト免許の学科試験の採点は、各科目の点数が合計100点満点です。合格基準は、各科目の合計が採点の40%以上であり、尚かつ全科目の得点が60点以上である場合が合格となります。

学科試験内容点数
フォークリフトの走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識30点
フォークリフトの荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識30点
フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識20点
法および規則中のフォークリフトに関する知識20点
合計100点

フォークリフト免許の試験② 実技試験

フォークリフト免許の実技試験の採点は「減点式採点法により行われます。最初の持ち点は100点で、満点は100点として、70点以上である場合が合格となります。

合格率からしても難しい試験ではないですが、一発不合格になってしまう条件があるので、以下をご確認ください。

(フォークリフト免許で即失格になるミス)
・シートベルト未着用
・駐車位置が正しくない
・パレットへのフォーク差し込み不足
・フォークの先で荷物をついてしまう
・フォークで荷物を高く持ち上げたまま移動
・タイムオーバー(時間切れ)

このように当たり前のことさえできていれば採用になる資格なので、上記のような点に気をつけましょう!

フォークリフト免許の料金(費用)はいくら?

費用・家賃・料金・コスト

フォークリフト免許はここまでの紹介で合格率も高いし、取得までの期間も短く、ということは免許を取得する費用(料金)が高いのではないか?と考えるのが普通です。

フォークリフト免許取得には実際にいくらかかるのか、見ていきましょう。

フォークリフト免許はいくらで取れる?

フォークリフト免許の料金・費用は、現在保持している免許・実務経験の有無によって異なります。あくまで目安ですが、初心者の方であれば4万円前後でフォークリフト免許を取ることができます。

フォークリフト免許の料金・費用① 教習所の受講費用

フォークリフト免許を取得する際に一番お金がかかるのが「教習所の受講費用」です。この教習所の受講費用はエリアによって異なりますが、大きな目安を紹介します。

フォークリフト免許の教習所の受講費用相場

11時間コース:12,500円〜23,760円
15時間コース:21,500円〜22,500円
31時間コース:36,500円〜41,580円
35時間コース:41,500円〜45,000円

先ほど解説したように、保持している免許・実務経験の有無によってどの時間コースを受ける必要があるのか異なります。さらに、エリアによっても料金が異なりますので、詳しく紹介していきます!

エリア受講時間受講費用
北海道・東北エリア11時間コース10,000円〜
15時間コース22,000円〜
31時間コース23,000円〜
35時間コース41,100円〜
関東エリア11時間コース20,000円〜
15時間コース22,000円〜
31時間コース47,000円〜
35時間コース50,100円〜
関西エリア11時間コース17,000円〜
15時間コース20,000円〜
31時間コース36,000円〜
35時間コース42,000円〜
九州、沖縄エリア11時間コース21,000円〜
15時間コース29,000円〜
31時間コース36,000円〜
35時間コース40,000円〜

同じエリアでも教習所によって細かい金額は変わりますので、参考としてお考えください。フォークリフト免許の受講に関する詳しい料金を知りたい場合は、受ける予定の教習所にお問い合わせください!

フォークリフト免許の料金・費用② テキスト代

フォークリフト免許では、学科試験などで勉強するためのテキストが必要です。

このテキスト代は基本的には教習所の受講費用に含まれているケースが多いですが、別途購入が必要な教習所もあります。その場合は、だいたい1,500円〜2,000円程度のテキスト代が必要となるので頭に入れておきましょう。

フォークリフト免許の料金・費用③ 証明写真代

フォークリフト免許では、顔写真の提出が必要です。普通運転免許証と同様に教習所で顔写真を撮ってくれる場合は、事前に支払う受講費用の中に入っているケースがあります。その場合の相場は、500〜1,000円です。

自分で証明写真を持ち込む必要がある場合は、自分で近くの証明写真機会で撮ってください。だいたい700円前後がかかるかと思います。

フォークリフト免許の料金・費用④ 補助試験代

フォークリフト免許の「補助試験」とは、不合格となった場合に料金を支払うことによって、安価にもう一度試験を受けることができる制度です。

目安金額として「学科試験で3,000円」「実技試験で5,000円」前後の料金が必要です。これは受ける地域や教習所によって費用が異なるので、心配な方は事前に確認しましょう!

フォークリフト免許はどこで取れる?手順は?

応募方法・流れ・ステップ・手順

ここまでフォークリフト免許のさまざまな点について、解説してきました。実際にフォークリフト免許を取得してみたいという思いになった方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、フォークリフト免許の取得手順を紹介します!

フォークリフト免許の取得手順① 教習所への申し込み

フォークリフト免許の取得手順の1つ目として「教習所への申し込み」が必要です。

フォークリフト免許の講習は、各エリアの教習所で受けることができます。 直接教習所に行ってもいいですし、最近ではTEL・FAX・郵送などさまざまな方法で申し込むことができます。

フォークリフト免許の教習所で求められる書類などについて、事前に把握しておきましょう。

■フォークリフト免許の受講申し込みに必要な書類
・申し込み用紙
・住民証原本
・講習料金

特に住民票はどこの教習所でも求められるので、在職中の方は事前に取り寄せておきましょう。

フォークリフト免許の取得手順② 学科講習・学科試験を受ける

フォークリフト免許の取得手順の2つ目として「学科講習・学科試験を受ける」がこと必要です。

学科試験は11〜35時間受ける必要があります。主に以下のような学科講習を受ける必要があります。

(フォークリフト免許の学科講習の内容)
・荷重
・力学
・法令
・荷役装置
・質量、重量
・安全係数、検査
・油圧装置、付属装置

フォークリフト免許の取得手順③ 実技講習・ 実技試験を受ける

フォークリフト免許の取得手順の3つ目として「実技講習・ 実技試験を受ける」ことが必要です。

フォークリフト免許では、以下のような実技講習・実技試験を受ける必要があります。

(フォークリフト免許の実技講習の内容)
・点検
・乗車
・発進
・周回走行

フォークリフト免許の取得手順④ 試験合格&免許証(修了証)GET

フォークリフト免許の取得手順の4つ目として「試験合格&免許証(修了証)GET」することが必要です。

フォークリフト免許は、学科・実技のどちらも合格しないといけないです。どちらかだけの合格では、もう一つの不合格の試験を再受験する必要があります。

フォークリフト免許は、講習時間は法令で定められているので、1日でも休むと不合格になります。遅刻や早退をした場合も不合格になるので、それだけは絶対に避けましょう。

フォークリフト免許は常時携帯をする必要があるので、取得後はご注意ください。

まとめ

まとめ・結論

今回、フォークリフト免許について徹底解説しましたがいかがでしたでしょうか。

フォークリフト免許の「種類」「いくらか?費用(料金)は?」「難しいのか(難易度)」「何日で取れるのか」など基本的なことから、フォークリフト免許の正式名称・学科はどのようなものがあるので・どこで取れるかなど掘り下げた内容まで全てを解説しています。

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この記事を書いた人

工場×住み込み求人の人材紹介を行っている会社です。製造派遣会社30社以上と業務提携を行っており、全国に寮付き・寮完備のお仕事が3000件以上あります!所持金がない・携帯がブラックなどの方でも即入寮対応ができますので、住み込み求人で相談があればまずはご相談ください!

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