最終更新:2026年10月13日
この記事でわかること
- リーチフォークリフトとは何か、カウンターとの違い
- リーチフォークリフトの各部の名前と、操作の手順
- リーチフォークリフトが「難しい」と言われる理由と練習方法
- 運転に必要な資格(技能講習・特別教育)
- リーチフォークリフトが使われる現場と、安全作業のポイント
- リーチ経験を活かせる仕事と、求人票の見方
倉庫や物流センターで活躍する「リーチフォークリフト(リーチリフト)」。「カウンターフォークリフトとどう違うの?」「難しいって本当?」「免許は同じ?」といった疑問を持っている方のために、リーチフォークリフトの仕組み・各部の名前・操作の手順・資格・安全作業・仕事をまとめて解説します。
数字はメーカーのカタログ情報、教習機関の講習案内、労働災害の統計など、確認できたものだけを載せています。これからリーチの職場で働く人も、カウンターからリーチに移る人も、最初に全体像をつかんでください。
リーチフォークリフトとは?カウンターとの違いをひと目で

リーチフォークリフトとは、車体を止めたままマストやフォークを前後に動かせる(リーチできる)フォークリフトのことです。人が立って乗って操作するものが多く、車体を小さくできるので、狭い通路の倉庫で棚に荷物を出し入れする作業に向いています(出典:日立 物流用語集)。
| 比較項目 | リーチフォークリフト | カウンターバランスフォークリフト |
|---|---|---|
| 運転の姿勢 | 立って運転するものが多い | 座って運転 |
| フォークの動き | マストやフォークが前後に動く | 動かない(車体ごと前に進んで荷物をすくう) |
| 車体の大きさ | 小さく、狭い通路に入れる | 大きめで、曲がるのに広さが必要 |
| 主な職場 | 屋内の倉庫・棚の多い物流センター | 工場の構内・出荷場・屋外 |
| 動力 | ほとんどがバッテリー式 | エンジン式・バッテリー式の両方 |
| 最大荷重の例 | トヨタL&F『Rinova』0.9〜3t | トヨタL&F『gene B』(バッテリー式)1.0〜3.5t |
| 揚高の例 | 『Rinova』スタンダード4m・ハイマスト5m | 機種ごとにカタログで確認 |
最大荷重と揚高の例は、トヨタL&F『Rinova』とトヨタL&F『gene B』の製品情報(2026年10月13日確認)から載せています。リーチは狭い通路で棚に荷物を出し入れするための種類で、ネット通販やスーパー、ドラッグストアの物流倉庫で多く使われています。ほかの種類との違いはフォークリフトの種類の記事で比較表にまとめています。
リーチフォークリフトの各部の名前と役割
リーチフォークリフトの各部とは、マスト・フォーク・バックレスト・オーバーヘッドガード・ストラドルアーム・ロードホイール・駆動輪・操作レバー・ブレーキペダルなどのことです。名前を知っておくと、教わるときや不具合を報告するときに話が通じやすくなります。
| 部品の名前 | 役割 |
|---|---|
| マスト | フォークを上下させる柱。リーチでは前後にも動く |
| フォーク(爪) | パレットや荷物の下に差し込んで持ち上げる腕 |
| バックレスト | フォークの後ろの枠。荷物が手前に崩れるのを防ぐ |
| オーバーヘッドガード | 運転する人の頭上を守る屋根 |
| ストラドルアーム | 車体の前に張り出した2本の脚。車体を支え、転倒しにくくする |
| ロードホイール | ストラドルアームの先についている車輪 |
| 駆動輪 | 車体の後ろ側にある、走るための車輪。ハンドルでこの向きを変える |
| 操作レバー | フォークの上げ下げ(リフト)、マストの傾き(ティルト)、前後の動き(リーチ)を操作する |
| ブレーキペダル | 多くのリーチは、踏むとブレーキが外れ、足を離すとブレーキがかかる |
| バッテリー | 車体の中に積んだ動力。充電して使う |
リーチ特有なのが、前に張り出したストラドルアームと、その先のロードホイールです。マストはこの2本の脚の間を前後に動くので、荷物を持ち上げたあとはマストを車体側に引き戻し、脚の内側に重さがかかる状態で走ります。ブレーキは「デッドマンブレーキ」と呼ばれ、ペダルを踏むとブレーキが外れ、離すと効く仕組みです(出典:労働新聞社 安全スタッフ)。運転する人が倒れたり車体から降りたりしたときに、自動で止まるようにするための仕組みです。
リーチフォークリフトの仕組みと操作の手順
リーチフォークリフトの仕組みとは、車体を動かさずにマストやフォークだけを前後に伸ばし、棚の荷物を出し入れできる構造のことです。ここでは、棚に荷物を入れるときの基本的な流れを紹介します。操作レバーの並びは機種によって違うので、実際の手順は職場の教え方に従ってください。
仕組み①マストとフォークが前後に動く「リーチ」
カウンターは車体ごと前に進んで荷物をすくいますが、リーチは車体を止めたまま、マストやフォークを前に出したり引いたりできます。そのため車体の向きを何度も変える必要がなく、狭い通路の中でも棚の荷物を扱えます。
仕組み②後ろの駆動輪で向きを変える
リーチは車体の後ろ側の駆動輪で向きを変えます。車体が短いので小さく回れますが、ハンドルを切ると車体の後ろが大きく振れるので、曲がるときは周りの棚や人との距離を確かめます。
STEP1 始業前の点検をする
ブレーキ・ハンドル・ホーン・ランプ・フォークの傷・バッテリーの残量を確かめます。法律で決められた作業開始前の点検で、異常があれば乗らずに上司に伝えます。
STEP2 フォークを低くして棚の前まで走る
フォークを床から少し浮かせた低い位置にし、マストを車体側に引き込んだ状態で走ります。棚の前では車体を棚とまっすぐに向け、ゆっくり止まります。
STEP3 フォークを上げ、前に出して荷物に差し込む
フォークを棚の段の高さまで上げ、マストを前に出してパレットの差し込み口にまっすぐ入れます。差し込みが浅いと荷物が落ちやすいので、奥までしっかり入れます。
STEP4 少し持ち上げてから引き込み、下げて走る
荷物を少しだけ持ち上げ、マストを車体側に引き込んでから、フォークを低い位置まで下げます。荷物を高く上げたまま、またはフォークを前に出したまま走らないのが基本です。棚に入れるときは、この逆の順番で行います。
リーチフォークリフトの操作で守ること
- 走るときはマストを引き込み、フォークは低い位置にする
- 荷物を上げ下げするのは、車体が止まっているときだけ
- 後ろに進むときは、体ごと振り返って後方を確認する
- 車体を離れるときは、フォークを一番下まで下げ、ブレーキをかけてキーを抜く
リーチフォークリフトが「難しい」と言われる理由と練習方法

リーチフォークリフトが難しいと言われるのは、立ったままの操作、フォークを前後に動かす操作、離すと効くブレーキなど、カウンターと違う点が多いからです。技能講習の実技はカウンターで行うのが一般的なので、多くの人は職場に入ってからリーチを覚えることになります。
理由①立ったまま操作するので体のバランスがとりにくい
揺れや加速を足で直接受けるので、最初は体が振られて細かい操作がしにくくなります。慣れるまでは速度を落とし、体を安定させてからレバーを動かします。
理由②フォークを前後に動かす操作が加わる
上げ下げと傾きに加えて前後の動きがあるので、同時に動かすレバーが多くなります。最初は1つずつ動かし、慣れてから組み合わせるのが近道です。
理由③高い棚ほど位置合わせが難しい
棚が高くなるほど、フォークのわずかなずれが大きく見えます。高い位置での作業は、低い段で正確に差し込めるようになってから進めます。
理由④後ろに進むときの確認が多い
リーチは後ろ向きに走る場面が多く、体をひねって後方を見ます。腰に負担がかかるうえ、見落としが事故につながるので、確認の動作を体に覚えさせることが大切です。
| 練習の段階 | できるようになること |
|---|---|
| 最初の段階 | 広い場所での走行・停止・ブレーキの感覚・低い段への出し入れ |
| 次の段階 | 中くらいの高さの棚への出し入れ・狭い通路での走行 |
| 慣れてきた段階 | 高い棚への出し入れ・人や車両の多い時間帯の作業 |
| 熟練した段階 | 正確で速い作業。新しく入った人に教える役割 |
どの段階までにどれくらいかかるかは、職場の教え方と、1日にリーチに乗る時間で大きく変わります。焦って高い棚から始めず、低い段で正確さを身につけるほうが、結果的に早く一人で任されるようになります。練習中は「ゆっくり・確実に・確認してから」を常に意識しましょう。
練習の段階ごとの目安
最初の段階の目安は、広い場所で、思った位置にぴたりと止まれることです。デッドマンブレーキの効き方に慣れ、ペダルから足を離したときにどれくらいで止まるかを体で覚えます。止まれるようになったら、床に置いたパレットにまっすぐフォークを差し込み、少し持ち上げて引き込み、下ろすまでをくり返します。
次の段階の目安は、低い段の棚に、棚の柱にぶつけずに出し入れできることです。棚に対して車体をまっすぐ止める位置決めが、出し入れのしやすさをほとんど決めます。ここで正確さが身につくと、高い段でも同じ手順をそのまま使えます。高い段に進むのは、低い段で毎回同じ位置に止まれるようになってからです。
慣れてきた段階の目安は、人や車両が行き交う時間帯でも、確認の手順を省かずに作業できることです。速さは最後についてくるものなので、先に確認の習慣を固めます。分からないことがあれば、そのつど先輩に聞き、自己流の近道を作らないことが上達の近道になります。
リーチフォークリフトに必要な資格
リーチフォークリフトに必要な資格は、最大荷重1t以上ならフォークリフト運転技能講習、1t未満なら特別教育(または技能講習)で、カウンターと同じです。リーチだけの資格はありません。
| 区分 | 対象 | 講習の時間(例) |
|---|---|---|
| フォークリフト運転技能講習 | 最大荷重1t以上(1t未満も運転できる) | 35時間(受講資格なし)/31時間(普通自動車などの運転免許あり) |
| フォークリフト運転特別教育 | 最大荷重1t未満 | 学科6時間+実技6時間=12時間 |
講習の時間はコベルコ教習所の講習案内で確認しました。リーチの職場はほとんどが最大荷重1t以上の機種なので、仕事にするなら技能講習を受けておくのが確実です。講習の申し込み方や費用、会社の費用補助についてはフォークリフト免許の取り方の記事で詳しく解説しています。
リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの違いを徹底比較

リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの違いとは、乗り方・フォークの動き・車体の大きさ、そして得意な職場の違いのことです。資格は同じ技能講習ですが、実際の操作感と得意な場面はまったく違います。
| 比較項目 | リーチフォークリフト | カウンターフォークリフト |
|---|---|---|
| 運転の姿勢 | 立って運転するものが多い | 座って運転 |
| 車体の大きさ | 小さい(狭い通路に入れる) | 大きめ(広いスペースが必要) |
| 荷物の重さ | 比較的軽い荷物向き | 小さな機種から重い荷物向けの大きな機種まで |
| 使う場所 | 屋内の倉庫・棚の多い通路 | 工場の構内・出荷場・屋外 |
| ブレーキ | 多くがデッドマンブレーキ(離すと効く) | 車と同じく踏むと効く |
| 覚えやすさ | 立ったままの操作に慣れが必要 | 車の運転に近く、講習でも使う |
| 主な職場 | 物流倉庫・スーパーやドラッグストアの物流センター | 工場・出荷場・港湾の構内 |
①リーチが向いている職場
リーチは狭い通路と高い棚がある倉庫で力を発揮します。乗り降りがしやすいので、伝票を確かめたり荷物を直したりしながら進める作業にも向いています。
②カウンターが向いている職場
カウンターは工場の構内や出荷場、屋外での運搬・積み下ろしに向いています。座って運転するので長い距離の運搬でも疲れにくく、トラックへの積み込みでよく使われます。
③求人では「どちらの経験があるか」が見られる
資格は同じでも、求人票に「リーチ経験者歓迎」「カウンター経験者歓迎」と書かれている場合は実務の経験が問われます。両方に乗れると応募できる求人が増え、職場でも任される仕事が広がります。
リーチフォークリフトが使われる現場と、カウンターが使われる現場
求人票に「リーチ経験者歓迎」と書いてあるとき、その現場がどんな場所かはだいたい決まっています。
①倉庫・物流センター(リーチが主力)
棚と棚の間が狭く、床が平らな屋内です。通路が狭く、車体の大きいカウンターでは曲がりきれない倉庫が多いため、リーチが選ばれます。ネット通販の物流拠点はほぼこの形です。
②冷凍・冷蔵倉庫(リーチが多い)
排気が出ないバッテリー式が必須で、狭い庫内を回るのでリーチが向きます。寒さの中で働くぶん、手当がつく求人もありますが、寒さの負担は大きい現場です。求人票で手当の有無を確かめましょう。
③工場の構内・屋外ヤード(カウンターが主力)
段差や傾斜、砂利の上を走ることがあるため、4輪で安定するカウンターが使われます。製造工場で「リフト作業あり」と書いてある求人は、多くがカウンターのほうです。
応募前に確認したい3つ
- リーチとカウンターのどちらに乗るのか(両方の現場もある)
- 1日のうちリフトに乗る時間の割合(残りは手作業のことが多い)
- 庫内の温度(冷凍庫なら防寒具は支給されるか自前か)
リーチフォークリフトしか乗ったことがない人がカウンターに移るには
技能講習の修了証はリーチとカウンターで分かれていません。資格の上ではどちらも運転できます。ただし実務では「リーチ3年・カウンター未経験」という人は珍しくなく、カウンターの求人に応募すると経験を聞かれます。
移りたいときに現実的なのは次の順です。
| やり方 | 実現しやすさ | 補足 |
|---|---|---|
| 今の職場でカウンターも触らせてもらう | 高い | 構内に1台はあることが多い。安全教育を受ければ乗せてもらえる |
| 両方使う現場に転職する | 高い | 製造工場の構内物流は両方あることが多く、経験を積みやすい |
| 教習所で復習コースを受ける | 中 | 教習機関によっては、すでに資格を持つ人向けの実技の練習コースがある |
| 未経験可のカウンター求人に応募する | 中 | リーチ経験があること自体が評価される。正直に伝えて問題ない |
リーチの経験は無駄になりません。荷役の基本とパレットの扱いは共通で、現場では「まったくの未経験より覚えが早い」と扱われます。資格を活かして仕事の幅を広げる方法は、フォークリフトのキャリアアップの記事でまとめています。
リーチフォークリフトの安全作業と事故例
リーチフォークリフトの安全作業とは、荷物を高く上げたまま走らない、フォークを前に出したまま曲がらない、後ろを確認してから進むといった、転倒・衝突・荷物の落下を防ぐための基本の動作のことです。リーチに限らず、2025年にフォークリフトが原因で起きた休業4日以上の死傷事故は1,872件、死亡事故は19件でした(出典:LOGISTICS TODAY(厚生労働省の労働災害統計))。
①リーチ特有の転倒に気をつける
積み荷を必要以上に高くしたり、フォークの先のほうに荷物をのせたまま急に曲がったりすると、リーチは転倒する危険があります(出典:労働新聞社 安全スタッフ)。高い棚に荷物を入れたあとは、マストを引き込み、フォークを下げてから走り出します。
②後ろに進むときと見えない場所に注意する
リーチは後ろ向きに走る場面が多く、棚の陰から人が出てくることもあります。後ろに進むときは体ごと振り返り、ホーンや警報を使って低速で進むのが基本です。通路の交差するところでは一度止まって左右を確認します。
③ブレーキの違いに慣れておく
デッドマンブレーキは、足を離すとブレーキがかかります。カウンターに慣れた人がとっさにペダルから足を離すと急に止まり、荷物が崩れることがあります。最初は広い場所で、止まり方を体で覚えてから作業に入りましょう。
④よくある操作ミスと防ぎ方
リーチでよくあるのは、マストを前に出したまま走り出してしまうミスです。棚から荷物を取ったあと、引き込む前にアクセルを入れると、重心が前に残ったまま動き出します。「取る→引き込む→下げる→見る→走る」の順番を毎回同じにして、どれか1つでも抜けたら走らないと決めておくと防げます。
もう1つは、棚の柱やとなりの荷物にフォークや荷物を当ててしまうミスです。多くは、棚に対して車体が斜めに止まっていることが原因です。差し込む前に車体が棚とまっすぐかを確かめ、ずれていたらフォークで合わせようとせず、車体を止め直します。高い段では見上げる角度で距離感がつかみにくいので、少しずつ動かして止める操作をくり返します。
リーチフォークリフトを安全に使うポイント
- フォークを前に出したまま走ったり曲がったりしない
- 走るときはフォークを床から少し浮かせた低い位置にする
- 後ろに進むときは必ず後方を確認し、ホーンや警報を使う
- 荷重表を超える荷物は持ち上げない
- 狭い通路や交差するところでは十分に速度を落とす
リーチフォークリフトは体のどこが疲れる?立ち作業ならではの負担
スペックの比較記事は多いのですが、1日8時間乗ったときに体のどこがきついかまで書いているものはあまりありません。リーチは立ったまま操作するため、座って乗るカウンターとは疲れ方がまったく違います。
| 部位 | きつくなる理由 | 和らげ方 |
|---|---|---|
| 足の裏・ふくらはぎ | 同じ姿勢で立ち続ける。床からの振動も直接くる | クッション性のある中敷きを入れる。休憩ごとにかかとを上下させる |
| 腰 | 後進のときに体をひねって後ろを見る動作が多い | 体だけひねらず、足の位置ごと変える。ベルトで固定しすぎない |
| 首・肩 | 高い位置の荷物を見上げる時間が長い | 見上げっぱなしにせず、一度フォークを下げて確認する |
| 手首 | レバー操作が細かく、片手に力が入りやすい | 握り込まず指先で動かす。力を入れるほど操作は粗くなる |
冬の冷凍・冷蔵倉庫では、この負担がさらに大きくなります。足元が冷えると立ち作業の疲れが倍増するので、防寒の中敷きと厚手の靴下は現場に入る前に用意しておくのが現実的です。
リーチフォークリフト経験者の仕事と時給の見方
リーチフォークリフト経験者の仕事とは、物流倉庫での棚入れ・出庫や、冷蔵・冷凍倉庫、工場の部品倉庫での荷物の出し入れのことです。時給は地域・夜勤の有無・扱う荷物で大きく変わるので、ここでは職場ごとの仕事の中身と、求人票の見方を紹介します。
| 職場 | 主な仕事 | 求人票で見たい点 |
|---|---|---|
| ネット通販などの大きな物流倉庫 | 入荷した荷物の棚入れ・出荷する荷物の取り出し | 夜勤の有無・リフトに乗る時間の割合 |
| スーパー・ドラッグストアの物流センター | 店舗に送る荷物の棚入れと出庫 | 冷蔵・冷凍エリアの有無 |
| 冷蔵・冷凍倉庫 | 寒い庫内での荷物の出し入れ | 防寒具の支給・手当の有無 |
| 工場の部品倉庫 | 部品の棚入れと、製造ラインへの供給 | カウンターも使うかどうか |
労働基準法第37条では、法定労働時間を超える残業と、夜10時から朝5時までの深夜労働に、それぞれ25%以上の割増賃金を払うことが決められています。夜勤のある物流倉庫では、同じ時給でも月の手取りが多くなります。寮費補助のある住み込みの仕事なら、家賃の負担も抑えられます。時給の数字だけでなく、資格手当・夜勤・寮費を合わせて比べましょう。
リーチの経験を伝えるときは、「リーチに乗れます」だけでなく、どんな倉庫で、どの高さの棚まで、どれくらいの期間乗っていたかを具体的に話すと評価されやすくなります。冷凍・冷蔵倉庫の経験や、新しく入った人に教えた経験があれば、それも強みになります。反対に、リーチの経験が浅い人は、職場で練習する期間があるかを面接で確かめておくと、入ってから困りません。
リーチフォークリフトの導入方法(新車・中古・レンタル)
リーチフォークリフトの導入方法とは、新車の購入、中古の購入、リース・レンタルの3つのことで、使う期間と台数によって向き不向きがあります。価格は機種・揚高・バッテリーの種類で大きく変わるので、複数の販売店から見積もりを取って比べます。
| 導入方法 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 新車購入 | 最新の機能とメーカー保証がある | 長く同じ台数を使う |
| 中古購入 | 費用を抑えやすい。整備の状態とバッテリーの劣化の確認が必須 | 台数を早くそろえたい |
| リース・レンタル | 点検や修理が料金に含まれることが多い | 繁忙期だけ・試しに使いたい |
中古を選ぶときは、とくにバッテリーの状態に気をつけます。リーチはほとんどがバッテリー式なので、バッテリーが弱っていると1日の作業の途中で充電が必要になります。どの方法で導入しても、運転する人には技能講習(1t未満の機種は特別教育以上)が必要で、年1回の特定自主検査などの点検も欠かせません。
機種を選ぶときは、倉庫のいちばん狭い通路の幅と、棚のいちばん上の段の高さを先に測ります。たとえばトヨタL&Fの『Rinova』には、揚高の違うスタンダードとハイマストのほか、全幅990mmの高性能コンパクトタイプも用意されています(出典:トヨタL&F『Rinova』)。同じリーチでも型によって入れる通路と届く高さが変わるので、現場の寸法とカタログの数字を並べて比べましょう。
リーチフォークリフトに関するよくある質問

まとめ:リーチフォークリフトは倉庫・物流で求められる技術

本記事では、リーチフォークリフトの仕組み・各部の名前・操作の手順・難しいと言われる理由・資格・カウンターとの違い・安全作業・仕事について解説しました。
この記事のポイント
- リーチフォークリフトは、車体を止めたままマストやフォークを前後に動かせる種類
- 立って乗るものが多く、ブレーキは離すと効くデッドマンブレーキが多い
- 資格はカウンターと同じで、最大荷重1t以上は技能講習
- 難しいのは立ったままの操作と前後の動き。低い段から練習する
- 走るときはマストを引き込み、フォークを低くするのが基本
リーチフォークリフトは、倉庫や物流センターで必要とされる技術です。操作の違いに慣れれば、応募できる仕事の幅が広がります。リーチの経験を活かして寮付きの倉庫や工場で働きたい方は、乗りたい種類と希望の条件を伝えて求人を探しましょう。
この記事の監修者・運営者
監修
株式会社myteams 代表。人材・求人メディア業界にてマーケティング責任者・取締役として8年以上のキャリアを持つ。SEO対策・Webマーケティング・求人メディア事業の立ち上げ・拡大に豊富な実績を持つ。求職者支援の現場経験をもとに、寮付き求人情報の調査・監修を担当。
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リーチフォークリフトの口コミ・評判
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