最終更新:2026年09月20日
この記事でわかること
- 50代でも住み込みの仕事に就けるのか
- 工場の寮付き求人の年齢の目安(6,039件の集計)
- 50代に向いている工場の仕事
- 50代が住み込みで働くときの体力・健康面の注意
- 50代が採用されやすくなるコツ
50代になって、住み込みの仕事を考える人は少なくありません。仕事を失った、住まいを変えたい、老後に向けて貯金をしたいなど、理由はさまざまです。ただ、「50代でも雇ってもらえるのか」「体力がもつのか」と不安を感じる人も多いでしょう。
結論から言うと、50代でも住み込みで働くことはできます。寮寮ワークが紹介している工場の寮付き求人を集計すると、年齢の目安が分かる求人のうち約3件に1件は、50歳以上でも受け入れていることが分かりました。この記事では、年齢の実態と、50代に向いている仕事、採用されやすくするコツを解説します。
50代でも住み込みで働ける?
50代でも住み込みで働くことはできます。工場の仕事は、人手不足が続いていて、幅広い年齢の人を受け入れている職場が多いからです。特に、寮付きの求人は遠方から人を集める必要があるため、年齢の幅を広くとっている職場も少なくありません。
ただし、20代や30代と比べると、応募できる求人の数は少なくなります。受け入れ先の工場ごとに、体力の必要な作業や夜勤の有無などをもとに、受け入れる年齢の目安が決まっていることが多いためです。50代で住み込みの仕事を探すときは、年齢の目安が合う求人を選んで応募することが大切です。
50代の住み込みには、若い世代にはない強みもあります。これまでの仕事で身につけた責任感や、決められた手順を守る丁寧さ、すぐに辞めずに長く働いてくれる安定感などは、工場の現場で高く評価されやすい点です。「年齢が高いから不利」とだけ考えず、強みを伝えられるよう準備することが採用への近道です。
また、50代で住み込みを選ぶ人の中には、これまで工場で働いたことがない人も多くいます。事務や販売、飲食など、別の仕事から移ってくる人も珍しくありません。工場の仕事は、作業の手順が決まっていて、最初は先輩や社員が丁寧に教えてくれるので、未経験でも始めやすいのが特徴です。これまでの仕事で身につけた「時間を守る」「報告・連絡を欠かさない」といった基本は、どの職場でもそのまま役立ちます。
この章のポイント
- 人手不足で幅広い年齢を受け入れる工場が多い
- 20〜30代より応募できる求人は少ないので、年齢の目安が合う求人を選ぶ
- 責任感・丁寧さ・長く働く安定感は強みになる
工場の寮付き求人の年齢の目安を集計
寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)のうち、受け入れる年齢の目安(上限)が分かる6,039件を集計しました。
| 年齢の目安(上限) | 件数 | 年齢の目安が分かる求人に占める割合 |
|---|---|---|
| 50歳以上まで受け入れ | 2,037件 | 約34% |
| 55歳以上まで受け入れ | 964件 | 約16% |
| 60歳以上まで受け入れ | 86件 | 約1% |
※ 寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)を集計したものです。年齢は受け入れ先ごとの目安です。
年齢の目安が分かる求人のうち、50歳以上まで受け入れている求人は2,037件、約3件に1件でした。55歳以上になると964件(約16%)、60歳以上は86件(約1%)と、年齢が上がるほど少なくなります。
また、「経験があれば年齢の目安を上げる」という求人も544件ありました。製造や物流、交替勤務の経験がある人は、経験を伝えることで応募できる求人が広がる可能性があります。
※ 寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)を集計したものです。年齢は受け入れ先ごとの目安です。
この集計から分かるのは、50代前半と後半では、選べる求人の数が大きく変わるということです。50代で住み込みの仕事を考えているなら、先延ばしにせず、早めに動き始めるほうが選択肢は多くなります。
50代に向いている工場の仕事
工場の仕事と一口に言っても、体力が必要なものから、座ってできるものまでさまざまです。50代に向いている仕事の例を紹介します。
| 仕事 | 内容 | 50代に向いている理由 |
|---|---|---|
| 検査・検品 | 製品に傷や不良がないかを目で確かめる | 座ってできる職場が多く、丁寧さが活きる |
| 機械オペレーター | 機械に材料をセットし、動きを見守る | 体への負担が比較的少ない |
| フォークリフト作業 | 倉庫や工場で荷物を運ぶ | 免許があれば経験を活かせる |
| 部品の組立(小物) | 小さな部品を手作業で組み立てる | 重い物を持たない職場が多い |
| 梱包・出荷 | 製品を箱に詰め、出荷の準備をする | 覚えることが少なく始めやすい |
50代で住み込みの仕事を選ぶときは、重い物を持つ作業が少ないか、立ちっぱなしの時間が長くないかを確認しましょう。最初は大丈夫でも、毎日続けるうちに腰や膝に負担がたまることがあります。
フォークリフトの免許や、危険物取扱者、玉掛けなどの資格を持っている人は、年齢に関係なく歓迎されやすくなります。持っている資格や、これまでの仕事で使っていた機械があれば、応募のときに必ず伝えましょう。
資格がない場合でも、働きながら取れる資格があります。フォークリフトの運転技能講習は数日で修了できるものもあり、会社によっては費用を負担してくれることもあります。資格を取れば、担当できる仕事が増え、長く働き続けるうえでの強みになります。50代から新しい資格に挑戦する人も少なくないので、気後れする必要はありません。気になる資格があれば、担当者に相談してみましょう。
50代の住み込みで収入と貯金はどれくらい?
50代で住み込みの仕事を考える人の多くが気にするのが、収入と、どれくらい貯金ができるかです。寮寮ワークが紹介している求人の月収例の中央値は約27万円でした。年齢によって給料が変わる求人は少なく、同じ仕事なら20代でも50代でも同じ時給で働けるのが工場の仕事の特徴です。
※ 寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)を集計したものです。年齢は受け入れ先ごとの目安です。
月収27万円の場合、税金や社会保険料を引いた手取りはおよそ21万円台です。寮費無料の職場なら、食費や通信費などの生活費を引いても、毎月10万円以上を貯金に回せる計算になります。1年続ければ100万円以上、数年続ければ老後に向けたまとまった資金を作ることもできます。
ただし、夜勤や残業を減らすと、その分だけ収入も下がります。体力と相談しながら、無理なく続けられる働き方で、長く働くことが、結果的にいちばん多く貯められる方法です。50代の場合、短期間で無理に稼ぐより、数年かけて着実に貯めるほうが体への負担も少なくなります。
会社の社会保険に入れば、厚生年金にも加入することになります。50代から厚生年金に入って働くことで、将来受け取る年金の額が増えることもあります。国民年金だけに加入していた期間が長い人にとっては、住み込みで会社員として働くことが老後の備えにもつながります。
この章のポイント
- 紹介先の求人の月収例の中央値は約27万円
- 寮費無料なら毎月10万円以上を貯金に回せる計算
- 会社の社会保険に入れば厚生年金にも加入する
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50代で住み込みを選ぶ理由別の考え方
50代で住み込みの仕事を選ぶ理由によって、重視すべき条件は変わります。自分の理由に近いものを参考に、求人の選び方を考えてみましょう。
仕事を失って、すぐに収入と住まいが必要な場合は、即入寮できる求人と、給料の前払い制度がある求人を優先して選びます。まずは住まいと収入を確保し、生活が落ち着いてから、より条件の良い職場を探すという順番で考えると、焦らずに済みます。
老後に向けて貯金をしたい場合は、寮費無料・水道光熱費込みの求人を選び、長く続けられる職場かどうかを重視します。夜勤で収入を増やすか、日勤で体を守るかは、自分の体力と相談して決めましょう。
離婚や家族の事情で住まいを変える必要がある場合は、住民票の移し方や、郵便の受け取り方など、生活の手続きもあわせて進める必要があります。個室の寮を選んで、自分のペースで新しい生活を始められる環境を整えることが大切です。
地元に仕事が少なく、出稼ぎとして働きたい場合は、期間を決めて働き、目標の金額を貯めたら地元に戻る、という働き方もあります。契約期間や、満了時の手当の有無を確認して選びましょう。
この章のポイント
- すぐに住まいが必要 → 即入寮・前払いありを優先
- 老後の貯金 → 寮費無料で長く続けられる職場
- 出稼ぎ → 契約期間と満了時の手当を確認
50代が住み込みで働くときの体力・健康面の注意
50代で住み込みの仕事を始めるときに、いちばん気をつけたいのが体力と健康です。工場の仕事は、慣れるまでの最初の数週間がいちばん体にこたえます。
①夜勤・交替勤務は無理のない範囲で
寮寮ワークが紹介している求人のうち、2交替・3交替・夜勤の求人は約51%(6,651件中3,381件)でした。夜勤手当で収入は増えますが、年齢とともに昼夜の切り替えがつらくなる人もいます。日勤のみの求人を選ぶ、または交替勤務でも夜勤の回数を確認しておくと安心です。
※ 寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)を集計したものです。年齢は受け入れ先ごとの目安です。
②持病がある場合は事前に伝える
高血圧や腰痛など、持病がある場合は、応募の段階で伝えておきましょう。体に負担の少ない工程を選んでもらえることがあります。ふだん飲んでいる薬は、入寮のときに十分な量を持っていくようにします。
③最初の1か月はペースを落とす
働き始めの時期は、無理をせず、休日はしっかり休むことを優先しましょう。疲れがたまると、けがや体調不良につながります。体が仕事に慣れてから、残業などで収入を増やしていくくらいの気持ちで始めるのがおすすめです。
④健康診断を受ける
会社で働くと、定期的な健康診断を受ける機会があります。結果を見て気になる点があれば、早めに病院にかかりましょう。会社の健康保険に入っていれば、病院にかかるときの負担も抑えられます。
50代の住み込みで気になる寮生活
50代で寮生活を始めるにあたって、「若い人ばかりの寮になじめるか」と心配する人もいます。実際には、派遣会社が用意する工場の寮は、一人で住めるアパート型の1R寮がほとんどです。寮寮ワークが紹介している求人で寮のタイプが分かるもののうち、99%が1R寮でした。
※ 寮寮ワークが紹介している派遣会社18社の求人6,651件(2026年9月時点)を集計したものです。年齢は受け入れ先ごとの目安です。
1R寮なら、キッチン・トイレ・お風呂が部屋にあり、ふつうの一人暮らしと同じように暮らせます。同じ寮の人と生活時間を合わせる必要もないので、年齢の違いを気にせずに過ごせます。
一方で、一人の時間が長くなると、孤独を感じやすくなることもあります。休日は散歩や買い物に出かける、家族や友人と連絡をとるなど、意識して人と関わる時間を作ることも大切です。職場の同僚とあいさつや雑談を交わすだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。
寮を選ぶときは、寮から職場までの距離と通勤手段も確認しておきましょう。徒歩や送迎バスで通える寮なら、毎日の通勤の負担が小さくなります。自転車で通う場合は、坂道が多くないか、雨の日の移動手段はあるかも考えておくと安心です。寮の近くにスーパーや病院があるかどうかも、50代の暮らしやすさを大きく左右します。
この章のポイント
- 派遣会社の寮は1R寮がほとんどで、年齢の違いを気にせず暮らせる
- 一人の時間が長くなるので、人と関わる時間を意識して作る
- 通勤手段や、近くのスーパー・病院も確認する
50代が住み込みを始める前に準備しておきたいこと
50代で住み込みの仕事を始めるときは、若い世代より少し多めに準備をしておくと安心です。入寮してから慌てないよう、次のことを確認しておきましょう。
まず、健康保険証と、ふだん飲んでいる薬です。持病がある人は、薬を切らさないよう十分な量を用意し、かかりつけの病院の連絡先や、お薬手帳も持っていきましょう。寮の近くの病院を事前に調べておくと、急に体調を崩したときにも慌てずに済みます。
次に、作業に合った靴と、体を守る道具です。工場の仕事では、安全靴や作業着が支給されることが多いですが、立ち仕事が長い職場では、足に合った中敷きや、腰を支えるベルトがあると体の負担を減らせます。寒い時期や暑い時期に備えた肌着も用意しておくとよいでしょう。
そして、家族への連絡です。遠くの寮に住むことになる場合は、家族に住所と勤務先を伝えておきましょう。緊急時の連絡先として家族を登録しておくと、万が一のときにも安心です。
準備を整えておけば、最初の数週間を落ち着いて過ごせ、仕事に慣れるのも早くなります。分からないことがあれば、派遣会社の担当者に事前に確認しておきましょう。
この章のポイント
- 健康保険証・ふだんの薬・お薬手帳を持っていく
- 足に合う中敷きなど体を守る道具を用意する
- 家族に住所と勤務先を伝えておく
50代が住み込みの仕事で採用されやすくなるコツ
50代で住み込みの仕事に応募するときは、次のポイントを意識すると採用されやすくなります。
①年齢の目安が合う求人に応募する
まず、年齢の目安が自分に合う求人を選ぶことが大前提です。寮付きの求人を扱う会社に相談すれば、年齢の目安に合う求人だけを紹介してもらえるので、応募しても断られるという無駄を減らせます。
②経験と資格を具体的に伝える
製造、物流、倉庫など、体を使う仕事や機械を扱う仕事の経験があれば、「何年間、どんな作業をしていたか」を具体的に伝えましょう。経験があれば年齢の目安を上げてもらえる求人もあります。
③長く働く意思を伝える
工場の受け入れ先が50代に期待するのは、すぐに辞めずに長く働いてくれることです。「◯年は続けたい」「貯金の目標がある」など、長く働く理由を伝えると、前向きに受け止めてもらえます。
④体力面の不安は正直に伝える
体力に不安がある場合は、隠さずに伝えたほうが、合う仕事を選んでもらえます。入社してから「こんなはずではなかった」となるより、ずっと働きやすくなります。
寮寮ワークでは、50代の方からのご相談も受け付けています。年齢の目安、体力面の負担、夜勤の有無などを確認したうえで、条件に合う寮付きの求人をご案内します。
1. 紹介先の求人の約3件に1件は50歳以上まで受け入れている。年齢の目安が合う求人を選ぶ
2. 重い物を持つか、夜勤があるかを確認し、体に合う仕事を選ぶ
3. 経験・資格と、長く働く意思を具体的に伝える
50代の住み込みに関してよくある質問
まとめ:50代の住み込みは「年齢の目安」と「体に合う仕事」で選ぶ
本記事では、50代でも住み込みで働けるのかを、工場の寮付き求人の年齢の実態から解説しました。50代でも住み込みの仕事に就くことはでき、紹介先の求人の約3件に1件は50歳以上まで受け入れています。年齢の目安が合う求人を選び、体に合う仕事を選べば、住まいと収入を確保しながら長く働けます。
この記事のポイント
- 50代でも住み込みの仕事に就ける。人手不足で幅広い年齢を受け入れる職場が多い
- 年齢の目安が分かる求人6,039件のうち、50歳以上まで受け入れは2,037件(約34%)
- 55歳以上まで受け入れは964件(約16%)。経験があれば目安が上がる求人も544件
- 重い物を持つか、夜勤があるかを確認し、体に合う仕事を選ぶ
- 経験・資格と長く働く意思を伝えると採用されやすい
この記事の監修者・運営者
監修
株式会社myteams 代表。人材・求人メディア業界にてマーケティング責任者・取締役として8年以上のキャリアを持つ。SEO対策・Webマーケティング・求人メディア事業の立ち上げ・拡大に豊富な実績を持つ。求職者支援の現場経験をもとに、寮付き求人情報の調査・監修を担当。
寮寮ワーク(株式会社myteams)
即入寮・寮費無料の工場・製造系住み込み求人に特化した情報メディア。人材コーディネーターが口コミ・実態調査をもとに情報を管理しています。
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